みつばち農場からのお便り

山梨県上野原市にて農薬化学肥料を使わずに農業をしています。畑から生きるすばらしさをお届けします😊

食糧問題について考える②

食糧問題について机上では、分配が問題だと知りました。

 

mitsubachifarm.hateblo.jp

 

現場は、どうなっているのか??

好奇心旺盛な私です😆すごく興味深かったです。

 

実際にタイの農村に行きました。

当時のタイは、農業大国でもあり、アフリカとはまた異なります。

初めて訪れた場所は、タイと言っても北タイのビルマとの国境近くの

メーホンソンという県の

カレンという少数産地民の住む村です。

 

彼らは、森の民と言われ、伝統的な焼畑農法を行っています。

電気もお湯も出ない村でしたが、

人ってこんなにやわらかくって、

素敵なんだぁっと感じていました。

夜の星も今までに見た事がないほど、美しかったです😊

 

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タイの村で乾燥させた稲を脱穀している様子

 

 彼らの食べ物は、米と野菜がほとんどです。

お米の上に、おかゆをかけて食べる料理もありました。

お茶をよく飲みましたが、お茶には、塩が入っていて、ミネラル補給していました。

 

滞在の最後の方は、お客さんのため、ご馳走が出ました。

黒米の餅米を炊いて、石臼でついてお餅を作り。

大豆を炒って、粉にした自家製黄粉をかけてきなこ餅に。

これは、村の子どもたちも大好きらしく、争奪戦でした😆

 

山に、猪を狩に行ってくれ、最終日は、猪肉が並びましたが、こちらもご馳走です。

 

確かに、日本の料理から比べると、至って質素です。

でも彼らの人柄や優しい笑顔は、本当に魅力的でした。

 

 カロリーベースや食のバランスなどの数字から見ると、カレンの村の人々は、貧困層です。しかし、実態は、豊かなキラキラしたものを持っていました。

 

 もちろん、カレンの村の人々もグローバル化の波によって、様々な問題もあります。

伝統的な焼畑農法をできる村は、ユネスコで守られている村くらいです。

アイデンティティを喪失した若者もいるそうです。

 

それでも私は、「農村は、豊かだ」と思ったのです。

 

自然と共に生きる彼らの生活も魅力的でした。

きっと、自然と共に生きているカレンの人々の生き方から、

食べ物以上のエネルギーを頂いたのだと思います。

 

対する、日本の食卓は、豊かです。

世界中から様々な食品が入ってきています。

スーパーに行けば、たくさんのものが購入できます。

 

でも、カレンの人々のような温和でやわらかい人は、なかなかいません…。

何か大切なものを忘れてきたのではないか??

私は、なんとなく感じました。

 

次回に続きます(*^▽^*)

 

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8月9日(日)14時〜17時 4,500円

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