「農」とは、人と自然と動力物が仲良くなって織りなす共同作業
農業は、農家である人と自然が協力関係を作ることが必要です。
というのも、人ができることは、少ししかありません。
自然の流れを読むこと。
植物の個性を活かしてあげること。
微生物の個性を活かすのも農家の仕事であります。
私という個と大自然の循環という大きな流れとの協力関係がすごく大切です。
協力関係が上手くいくと、美味しい野菜が豊作で収穫できるという形となって返ってきます😊
もちろん失敗もたくさんありますよ。
でもでも、どんなに有名で尊敬する農家さんも失敗するのです。
失敗は、成功の素。
失敗から学ぶことがたくさんありますので、長い目で見たらなんでもOKです。
トライ&エラーは、人生の常のような気がします。
それを嫌々やるのか?
愉しみながらできるのか?が、大事ですね。
この物事に対するおおらかさは、人生にも必須だと思います(笑)
というのも、リラックスした時が1番、人本来の力を使えるからです。
でも、最初は誰でも緊張しますし、力が入ります。
私も農業の研修中は、草取りで肩こりが酷いことも多々ありました。
どの草をどのように抜いたら、上手に簡単に、身体にも負担なく抜けるのか??など、
毎日のように、草と対話しながら抜いています。
このような緊張感やストレスを乗り越えると、草取り作業も苦ではなくなります。
「可愛い子には、旅をさせろ」という諺があります。
正に、自分自身に、新しい旅をさせてあげると、ある程度の修羅場は、乗り越えられるようになると思います。
どんなに悲惨な状況や壁が立ちはだかっても、チャンスと捉えられるようになります。
チャンスと捉えられれば、前向きな方向に物事が動き出します。
もうダメだと捉えると、もうダメだの方向へ…。
今、大雨が続いており、農業はもちろん大打撃です。
でも今だから、酵母菌を撒くことはできます。
そして、枯れてしまったモロッコインゲンもいましたが、皆、健気に命を全うしようとしています。
本当に、植物の生命力には、頭が下がります。
今回の雨では、草が作物を守っていると感じる場面が多かったです。
特に、稲科の草ですね。
雨の中でも、たくましく生きている野菜さんたちの生命力をぜひご賞味くださいませ(*^▽^*)
ですが、1日も早い梅雨明けを願っております(笑